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ポーズを追わないようにと私がしつこく言ってしまう理由は、ポーズをただ形として行うだけでは何も生み出さないからです。

近代の武術にも同じことが言えます。

そのような作られた動きをいくらやったところでそれは形骸でしかなく、やっている風で実際はやっていない。それでは生きたものにならないんですね。

私は大好きなヨガを伝えているし、大好きな武術を伝えたいと思っていますが、ヨガにこだわっているのではなく、武術にこだわっているのではなく、「生きた身体の使い方」にこだわっていて、それをしっかりと伝えられることにこだわっています。

多くのインストラクターの方が持たれている迷いや多くの誤解にも関係していますが、「ヨガ」にこだわるほど本来のヨガを伝えられなくなります。

自分が何をしているのかも分かっていないのに、その「何か」をどうやって伝えるのでしょうか。